caduc使用レザーについて

1枚革で仕立てる【caducスマート長財布】は、きれいなまま使える部分はごく限られています。


革の洗い直し、染付、オイル入れ、型抜き、手縫いと手作業にすることで
時間はかかりますが、できる限り無駄が出ないように 1つ1つ仕立てていきます。
牛革らしい肌触り、表情、エイジングを楽しんで、クタクタになるまで使っていただければ嬉しいです。
オイル仕上げメンテナンスフリー(ラッカー仕上げ)
デイリーケアたまに乾拭き不要
汚れやや弱い(基本は乾拭きで)やや強い(アルコール拭きOK)
革らしさダイレクトな表情適度に革らしい
色味の変化するほぼしない
収縮する少しする
...メリットもデメリットも、好みによるとしか言えない所でもあります。
ですので、お好みのタイプをお選びいただければと思います。

caducのレザー【オイル仕上げタイプ】

caducのレザーは高品位のキップで、表面加工を極力抑えています。
牛革は、ざっと分けると下表のようになります。
カーフ生後6か月までの子牛最高級品
キップ6か月~1歳ほどの中牛高級品
ステア子牛の内に去勢された、2歳以上の雄牛比較的安い

カーフ、キップは肌質が細かく手触りがよいので、それを生かすためラッカー塗装などはせず、肌質がわかるような薄化粧で仕上げています。その為、特有の傷や血スジといった表情もデザインとして使用している場合もあります。それぞれの表情を見ながら抜出す場所を選び形にしていきます。
薄化粧ならではの表情
1.血スジ 皮膚の下にあった血管の表情が残ったもので、独特の味に仕上がります牛革血筋caduc
2.虫刺され そのままですが、いい感じに仕上がりそうな物もありたまに取り入れます牛革虫刺されcaduc
3.バラ傷 生きている時についた傷。子牛では少ないのも高級品の所以です。牛革バラ傷caduc
4.トラ 首などのスジ状につく皺で、ボーダーの様にとてもきれいな縞が出る時もあります。牛革トラcaduc

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