caduc コンセプト

良いモノは、良い習慣をつくる
『モノを大事にしなさい』 と言われても、愛着が湧かないモノは長く使えない。
モノを大事に使える習慣は、普段の生活で良い物(使いやすく、長持ちし、幅広いシーンで使えるデザイン)を使うと、意識せずお気に入りになり愛着が生まれることで出来上がります。
自分が、何か作れる事を忘れていました。
高校生の頃、欲しい服が高く買えなくて 古着屋で安く色んな服などを買ってきては バラして型紙をとり 自分のデザインを加え、布を買ってきて作り変えていました。周りから頼まれるようになり、お店に置いて貰えるようにまでなっていました。その後バイトや社会に出て働くようになってすっかりそんな事は忘れて時間が過ぎ、最近買いたいものがあんまりないなーとモヤモヤとしていました。そしてふと、欲しいものがないから作ろうとまた作り始める事になりました。
経験は、自分を欲張りにする
義手をつくる仕事や繊維検査所を経て、素材や技術に関して着実にレベルアップしており、作ることが前以上に欲張りになって難しい事に気付きました。品質が良く、デザインも良く、使い勝手も良く、耐久性もあり、無名なんだから安くないと...完全に手が止まってしまいました。
楽しいお買い物を
売ることはさておき 『古くから愛され受け継がれているデザイン・技術を見直し、自然と大事に使いたくなるモノを作ってみよう。』と勉強をやり直し、自分の使いたいモノから作って 身近な人から使ってもらって と原点に帰りとりあえず手を動かし続けて、一つ目の財布の完成にたどり着きました。良いモノに出会い喜び、お買い物を楽しむ。愛着を持ち大事にしたくなる。 そんなモノづくりをしていきます。
caduc デザイナー Yoei Nakano

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