caducスマート長財布の誕生秘話

始まりは小さく薄い財布
小さくて薄い財布ってスマートだなと思い立ち、適当に買ってきた革を折り紙みたいに折って一筋縫っただけの財布とは呼んではいけない袋の第1号が誕生。それから小銭入れが付き、入れる場所が増えたり4号ぐらいでようやく財布らしい2つ折りタイプになり、ようやく製品にしてもいいかなという物(3つ折りタイプ)が出来上がりました。
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折れた札はスマートじゃない!
耐久試験と使い心地を兼ねてしばらく使っていましたが、ある日 お会計を支払うのにトレーにお札を乗せ、ぼんやり待っていると、横の人とは何か違う感じ。
そうです。”お札が折れて”何か恥ずかしい感じになっていました。この財布は小さいくて軽いけど、大人が人様にお札を渡すには失礼なお札の状態で全然スマートさがない!ここで1年半ぐらいと8号までが一旦すべて白紙に戻りました。
caducスマート
スマートさって何?
そもそもの作りたかったスマートさはどんなだろう?
綺麗なお札を出したい、レジでもたつかない、フォーマルな場面でも出せる上質な印象。お会計シーンやお金の出し入れのシミュレーション考察と、色々な悩みの聞き込みをし、古い技法や靴作り等他のジャンルの技術を学び、ようやくスマート財布の前身が生まれ、改良し今のスマート財布が出来上がりました。
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今でも少しずつ改良中
染色ではよりきれいな発色を出したり、耐光性をあげようと新しい定着液をつくってみたりしています。厚みを0.1mm単位で変化させて軽さや絶妙な札の出し入れを追及したりしながら日々良い物に生まれ変わっていっています。

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